初めての裁判は自力で簡易裁判所へ調停申し立て

 私の初めての裁判は弁護士に頼まず、自力で簡易裁判所に調停を申し立てました。はっきり覚えていないのですが、2000年頃だったと思います。年齢は30歳くらいでした。当時建設不況で毎日のよう建設業者が倒産したニュースがあり、公共工事が激減し、国や県も建設業者に対して、業種転換のための助成金していた時期でもあり、同じ地域の建設業者の多くが倒産・廃業していました。おかげで以後甚大な災害が発生した際の災害復旧に支障がでるほど建設業が衰退したことを覚えています。

 この時期、社長は取締役たち以外、現場管理員・作業員含めて30人全員を解雇しました。その時の会社は退職金の規定はありませんでしたが従業員10人くらいで解雇は認めるが退職金を払ってくれと要求しましたが解雇されました。解雇後他の社員たちとの交流はほとんどなくなりました。

 当時は未婚で実家暮らしでしたので、失業保険だけでなんとか食いつないでいくことはできましたが、会社の理不尽さに腹がたっていました。

 そこで、インターネットで調べ、当時ISDN回線からADSL回線に換えたように思います。意外と自宅に早くからインターネット回線を引いていました。今の方は知らないと思いますが、私が中学生の時に初めて出会ったパソコンはNEC9801でドクター中松・フロッピーディスクすごいな~と友達と話していた時代です。すみません脱線しました。

弁護士に頼ます裁判できる方法が紹介されていました。それが簡易裁判所での民事調停でした。

 そこで、簡易裁判所に電話して出た方に会社を解雇されたので調停で賠償請求したいと話したところ「いつでも裁判所にに来てください。」とのことでしたので電話を切った後すぐにいきました。
 窓口で調停の申し立てをすると伝えると簡易裁判所用の調停申し立て書の紙を書くよう促されました。書き方もわからないのでできる範囲で書いて提出したのですが不備が多かったようで女性の書記官に解雇されたので30万円賠償請求したいと話たところ下書きをかいてくれその通りにかきうつしました。内容を確認してもらい受理できるとのことで、言われるままに近くの郵便局で収入印紙と切手を購入し申し立てしました。素人の一般人対して丁寧に教えてもらった書記官にお礼を言うと「これが、簡易裁判所の仕事ですから」とにっこりされとても嬉しかった記憶があります。

 裁判所から期日の書類が届き、何を話そうか。どんな事を聞かれて返答すればいいのか?いろいろ考えながら当日をむかえました。

 書類に書かれていた部署の窓口に行くと簡易裁判所の法廷の控室に案内され、そこには裁判官と労働者側・事業者側の専門家と説明をうけた3名の方が座っていました。まず、氏名・住所・年齢・家族構成など申し立て書に書かいた内容を口頭で確認しました。特にいろいろと聞かれることもなく会社の社長と法廷を入れ替わり私は控室で待機しました。私は10 分程度だったと思いますが社長は30分ほどかかったようでした。再度法廷に呼ばれ、会社は黒木さんの請求額30万円で和解します。以後遺恨を残さず今後本件に関する請求を行わない。ということで和解しますか?と聞かれ即返事をした記憶があります。

 こんなに簡単だったらもっと金額を多く書いておくべきだったと反省しましたがとりあえず請求額満額でしたので納得して新しい仕事にも就くことができました。私は泣き寝入りするより納得して前に進む方をおすすめします。20年ほど昔の話ですが、裁判所は遠い存在に感じていましたが今ではは身近にある市役所くらいの感じです。

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